居抜きの需要拡大の理由 その2

居抜きワールド

新規でお店を出店してこ2500万円の利益ベースでだそうとすると1億円以上の売上を計上しなければいけないかと思います。年間5000万円の売上であれば2年間も時間をかけてその分を回収しなければいけません。

これを考えるだけでもいかに居抜き物件が優れているかが分かると思います。まさに飲食店経営者の味方といっても過言ではないかと思います。飲食店経営は基本的に原価率が30パーセント程度で残りの20パーセントが人件費そして10パーセントが賃料と言われております。これはうまく経営している飲食店ではありますがそれでも利益率は40パーセントいけばいいほうだと思います。もしこれが中小零細企業の飲食店であれば飲食原価はもっとあがるかと思います。なぜなら食材を購入する量が少ないので飲食の卸から安く仕入れることができないのです。

そういった点でも大規模で展開するようなフランチャイズは利益が非常に出しやすい環境にあると言えます。私が知っている某飲食店チェーンの飲食原価率は20パーセントだそうです。そこの会社は自社で野菜やを作っていたり、お米を作っているそうです。つまり上流から下流までを全てワンストップで展開しているのです。これは本当にすごいなと思いました。また安心・安全が求められている世の中で自社で安全なものを作ることができるというのはそれだけでも強みになっていると思います。本来はコスト削減のためにはじまったこの企画だそうですが、最終的にはエンドの消費者にとっても安心を提供することができるので大きな差別化だと思います。